2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

あじさい寺に行って来ました

サッカーワールドカップ決勝トーナメント進出で街中が湧きかえった(「誰も予想できなかった日本の勝利」と報じたテレビ局がありましたが、苦情は入らなかったのでしょうか?)同じ日に、千葉にある紫陽花と花菖蒲で有名な静かな寺(松戸市の本土寺)に行って来…

大人とは…(その3)

もう一つは他者との関係。友だち100人いたって大人とは限りません。 家族や友人など近しい人は言うに及ばず、何かのきっかけで会話する相手や通りすがりの人を含めて、少し気をつければかけなくて済む迷惑をかけない(人が接するからには多かれ少なかれ互…

大人とは…(その2)

大人だって、イライラして当たり前。でも、よほどのことがなければ(酔っ払っているとアブナイかな)、どこか節度が働いてもよさそうなのに。 かえって大人だと、知らない人を嫌な気分にさせて我関せずでも、相手が上司など気を遣う場合は別人に変身するので…

大人とは…(その1)

マーは、平日は朝6時台に電車に乗る日々ですが、ラッシュ時までもう少し時間があるのに、既に見るからにイライラしている人によく出くわします。 ちょっと体が触れただけで言いがかりをつける人(幸い、私はまだ被害に遭っていませんが、「電車の外へ出ろ」…

堀の内(いらちの愛宕詣で)&池田の猪飼い(その2)

『堀の内』では、極度のそそっかしさを治すためお祖師様詣りに出かけたはずが、目指すべき方向と逆方向に歩き出して、途中で人に尋ねてそのことがわかって逆戻りし、家を出て随分経ってから出発点の自分の長屋に帰って来てしまい女房に呆れられますが、この…

堀の内(いらちの愛宕詣で)&池田の猪飼い(その1)

『堀の内』は粗忽者、『池田の猪飼い』の方は少々理屈っぽい天然ボケという感じですが、歩いていく途上の可笑しさについて、それぞれ語ってみます。 ところで、上方落語では、『いらちの愛宕詣で』が『堀の内』に当たります。 「いらち」は、大阪弁で、財団…

パワーポイントと紙芝居(その2)

聴衆を前に画面を見せて語る点では両者共通。 違うのは、まず想定される場。 パワポでは、映写設備のある大小会議室・講堂等と幅が広いのに対して、紙芝居は自声の届く範囲が基本ですから、そう広くない。屋外がむしろ普通(ただ、この頃のお笑い芸人(鉄拳…

パワーポイントと紙芝居(その1)

先日、仕事の会合で、ある社長さんを招いて話をしてもらう機会があり、パワーポイントのデータを事前に預かって準備していたら、その社長さんから「パワポ操作したことないけどどうしたらいいでしょうか」と相談を受けました。 「これまで、ずーっと部下や講…

気がついたら100回超えてました記念

今週は仕事でこのブログに書き込む時間がありませんでした。 今年1月末から始め、書きためた記事が100個になったところで「オメデト―」をしようと、さっき確認したら既に102回更新していました。 われながら、やっぱりぼんやり人間だなぁとつくづく思…

言葉が通じない(その2)

次々生まれる新語・略語の類も難解です。どこまでが仲間内の言葉で、どこからが市民権を得た用語かすら、はっきりしません。 「鉄子」が黒柳徹子でなくて(ただし、藤子・F・不二雄の漫画のどれかに『鉄子の部屋』の映っているTV画面の絵があったような)…

言葉が通じない(その1)

先日、たまたまTVで放送大学のアラビア語講座を視ました。 特にお目当ての番組もなかったので漫然と眺めていただけなのですが、アラビア語を勉強する気が全然ないマーにも結構おもしろい。 入門レベルのようで、主に基本的な会話の説明。確かこんな例文が…

百年目(その2)

紙縒り(こより)を百本よる作業の進み具合を問われた丁稚が「もう96本でんねん」と答えるも「もう」は残りの意味でほとんど作業ができていなかった(「一升のお酒を宛がわれれば、御猪口にほんの1杯か2杯しか……残しません」という米朝のまくらも覚えて…

百年目(その1)

桂米朝が特に大切にしている噺。「私は「どの落語が一番むつかしいと思うかと聞かれると、「まあ、百年目です」と答えます」(『上方落語 桂米朝コレクション?』(筑摩書房))とあるほど。独演会を辞めた理由の一つもこの噺を演じて納得できなかったのが一…