2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

再び血液型性格診断について(その2)

その方はどうやら既婚の30歳台女性のようでした。漏れ聞こえてきた話は概ね次のようなもの。 「私はAB型で二面性があって、人付き合いが苦手。自分をストレートにうまく表現できない。第一、中途半端な性格が我ながら嫌でたまらない」 「B型だったらよ…

再び血液型性格診断について(その1)

このところ仕事のせいで筆(キーボード?)が滞りがちです。 遠距離通勤(片道2時間弱)のためか、くたびれて頭の中の(いい加減な)発想が文字になる前に寝入ってしまうこともしばしば。 肩凝りをはじめ、からだにもガタが来ているようで、休みの日は近く…

ある展覧会の感想(その2)

仙がい和尚はエピソードに事欠かなかったそうです。たとえば次のようなのがあります。 ある外出からの帰り、ぬかるんだ道の真ん中で下駄の鼻緒を切らして立ち往生していたところ、近くの豆腐屋の女将さんが親切にも駆けつけて鼻緒をすげかえてあげた。 その翌…

ある展覧会の感想(その1)

《阪神タイガースCSシリーズ敗退。日曜日(甲子園球場満員御礼)は、6回終了まで6−2だったのに終わってみると6−7。いかにも阪神らしい試合。 放蕩息子を勘当できない親、悪友と縁が切れない男や女に似た気分の(真の)阪神ファン。やはり来年も多くを…

久しぶりに日本酒について

先週末、三軒茶屋界隈についでがあり、確か美味しいおでんやさんがあったなと記憶を手がかりに行ってみると、なくなっていました(ショック!)。 結構繁盛していたはずなのですけれど、競争が熾烈なためでしょうか。 店構えは、そのおでんやさんのまま割烹…

戦略的手抜きのすすめ

ご案内のように、マーは、いわゆる「企業戦士」からは縁遠いタイプです。 仕事のスケジュールで一杯になった手帳を誇らしげに見せてくれる人がよくいますが、自分の手帳が仮にそんな風だったら憂鬱な日々を過ごすことになりそうです(過去を振り返ってもそう…

『堪忍袋』と赦しについて

前回取り上げた『堪忍袋』のように「怒りを甕や袋の中に吐き出して、スカッとしたらあとは笑っている」というタイプの人は案外少ないかもしれません。 やや屈折した形ながら、ストレス源の相手を咎めないのは「許す(赦す)」ことに近く、そんな広い心の人は…

堪忍袋(その2)

大きな甕を置く場所もない狭い長屋故、大家さんは、堪忍袋を作って代りに使うことを勧めます。 案外律義なこの夫婦、言われたとおり、喧嘩文句は堪忍袋に思いっきりぶちまけて、そのあと「ひゃはは」、「ひっひっひっ」と作り笑い。 腹に溜まっていたモヤモ…