再び血液型性格診断について(その1)

このところ仕事のせいで筆(キーボード?)が滞りがちです。
遠距離通勤(片道2時間弱)のためか、くたびれて頭の中の(いい加減な)発想が文字になる前に寝入ってしまうこともしばしば。
肩凝りをはじめ、からだにもガタが来ているようで、休みの日は近くの整骨院に通ってマッサージを受けています。


本当は、整形外科やペインクリニックに併設されている安価な施術ルームを利用したい(保険適用で整骨院の1/10以下の料金)のですが、休みの日に開いているところが少ないのと、患者殺到で予約が取れない(多くは老人の憩いの場)ことがあって思うようにいきません。
ついでにいうと、ある評判のペインクリニックにかつて椎間板ヘルニアの疑いで初めて通院し、早朝の順番待ちをに出かけたところ、既に先着の老人が数名。
うち一人の方がつかつかと私のところにやって来て「おまえさんは見かけぬ顔だが何をしに来られた」と問われてびっくり(診察を受けに来たに決まってるでしょーが!)。
その後待合室での老人同士の会話:「今日は○○さん来てないのォ。具合でも悪いんだろうか」「いやー、今日はお天気だからどこか景色のいいところへ出かけてるんじゃろう」
施術ルームでは、医師の指示に従って数種類の電気治療、牽引(首を上から引っ張る)療法や手揉み・指圧のマッサージを受けることになっているのですが、その指示を常連さんたちは守らず、好き勝手に治療器を使います。
指示通り機械の前で並んでいたら、後から来た老人が「それはワシの機械じゃ」と順番を飛び越して利用。まさに無政府状態でした。


それに比べると、今通っている整骨院は比較的若い人が多く予約制のみで待合室に人が溢れることもないので、随分ゆったりした感じです。
ところが、そのうち気づいたのは、「患者さんがマッサージ師さんによくしゃべる」こと。
世代こそ違うものの、やはり一種の憩いの場と化しているのかもしれません。
施術を受けている大半の時間はうつ伏せに寝ているだけなので、自然とそれらのおしゃべり(しかも結構大声)が耳に入って来ます。
他人にしゃべるのも憚られるような身の上話を始める人もいて、ヘッドフォンでも付ける方がよさそうに思うくらい。
その中にかなり印象的な血液型性格診断の話がありました(本題に入るのに前置きが長くなりすぎましたネ)。