久しぶりに日本酒について

先週末、三軒茶屋界隈についでがあり、確か美味しいおでんやさんがあったなと記憶を手がかりに行ってみると、なくなっていました(ショック!)。
結構繁盛していたはずなのですけれど、競争が熾烈なためでしょうか。
店構えは、そのおでんやさんのまま割烹料理店(流庵(りゅうあん)という名前)になっていて、折しも大雨が降っていたこともありその店に入りました。
想定外の店だけに多くは期待していなかったのですが、日本酒リストを見てびっくり。
十四代』(山形)、『磯自慢』、『初亀』(いずれも静岡)、『醸し九平次』(愛知)と、なかなか入手できない美味しいお酒が並んでいます。
これらは、いずれも日本酒度+3〜+4、酸度1.2〜1.5くらいで(大雑把な見分け方は、日本酒度+が辛口、−が甘口、酸度が2を超えるとやや重いしっかりした味わいになり、1の前半なら軽やか)、水ほど淡白ではないがあっさりした、軽い旨口の「淡麗辛口」ばかり(マーの好みです)。
居酒屋でもこれらが揃う店はあまりないはず。お目当てのおでんやさんに入れなかった無念さは、これらの美酒で払拭されました。
日曜日には、近所の酒屋で10/1新発売の〆張鶴(新潟)・吟醸『越淡麗』(こしたんれい)を入手。これも心地よい淡麗辛口で、上記の酒に匹敵する味わい。
この3連休は、思いがけず旨い日本酒と出会うことができ幸せでした。人生たまには(?)いいこともあるものですね。