こんな本おもしろかったです(その6)

まだ4年目の「現代狂言」ですが、この本を読んでぜひ観たくなりました。
ところが、東京公演終わったばかり。来年こそぜひ。
ナンチャンもお笑いの求道者だったんですね。「スーパー戦隊ものの低く腰を落としたポーズは日本人特有」、「マルセル・マルソーにパントマイムを習うため自宅を直撃したら、極意は日本の能や狂言といわれた」、「現代のコントはディテールをすべて説明して余韻がない」、「笑いの基本は緊張と緩和」(枝雀も同じ結論に到達していた記憶があります。)など。
「好きなこと≠他人から評価されるもの」と現実的な考察や、「始球式でメジャーリーガーに真剣勝負を挑んで前代未聞のデッドボール」の逸話など、根がとても真面目なところも意外な発見でした。