男の料理(その1)

大概の定番メニューは、お手本のレシピをよく読まず、勘と気分で作ってきました。そんなわけで、ここに時々紹介する料理は、材料の量を計量カップ・スプーンで測ったこともなく、あくまで「いい加減」。正確にいうと、同じ料理は二度と作ることができません。でも、おいしかったら、まーえ―やん!
お好み焼き》
大阪出身のマーには、馴染みの食べ物ですが、外食では、なかなかピッタリ来る店に巡り合えないので、家で「好み」の味を楽しんでいます。試行錯誤を経て、今は次のようなレシピに落ち着いています。

[用意するもの]
キャベツ中1玉、バラ豚肉250g、むきエビ150g、ちくわ2本、山芋の粉30g、天カス少々、砂糖少々、卵3個、(仕上げ用として)青海苔、鰹節、もみ海苔、お好みソース、マヨネーズ各適量
[作り方]
(1) キャベツはみじん切り、バラ肉を食べやすい大きさに切り、ちくわは細かく切る。
(2) 仕上げ用の調味料とバラ豚肉以外の材料をボールに水300ccとよく混ぜる。
(3) ホットプレートをよく熱し、(2)を適量流し込む。
(4) (3)の上にバラ肉を敷き詰めて、3〜5分焼く。
(5) (4)を裏返して、5分ほど焼く。
(6) さらに裏返して加熱温度を少し下げ、仕上げ用の調味料等をマヨネーズを薄く展ばし、鰹節、お好みソースを加えて展ばした後、もみ海苔、青海苔を振りかけて出来上がり。
[コツ]
(1) 火力を安定させるためホットプレートなどが望ましい(フライパンでもできるがやや難しい)
(2) 具は文字通りお好みであり、カキ、イカなどを加えてもいいし、刻みねぎを入れてもよい。キャベツは多目の方が味がやわらかくて食べやすい。
(3) 裏返すのを容易にする意味でも山芋の粉(冷凍食品や摩り下ろすのも可)を加えるのが無難。あまり大きいものを作ろうとしてもなかなかうまくいきませんよ。
(4) 焦げ付かないよう臨機応変に裏返したり加熱温度を加減。
(5) 仕上げのソースは、ウスターとケチャップを組み合わせても可。お好みソースはあっさり目の方が、素材の味が引き立ち無難(有名なおたふくソースは濃厚なので、控えめに使うのがおすすめ。広島のセンナリという会社のソースは、おたふくよりマイルドです。)