お客様は神様(?)(その2)

市場原理主義についてマーは論ずる知識も能力も持ち合わせていません。
ただ、「〜主義」が徹底すると、大概のものは信用できない感じがするのは確かです。
規制緩和は大切ですが、しっかりやらねばならない規制も多分あるでしょう。
そこまで、「〜主義」で「全部市場に任せればよい」という人がもしいれば、やはり違和感を禁じ得ません。


多くのことは「ほどほど」がよいのではないでしょうか。
もちろん「〜でなければならない」世界もいくつかあるのだろうし、そこに「なぜ世界一でなければならないのですか。2番じゃダメなんですか」という名文句(?)が生まれる余地があるのでしょうが。


さらに脱線すると、もし「市場は絶対に誤らない」のだとすると「人間は誤らない」に近い発想に行きつくのではと感じるのです。
本当にそうでしょうか。少なくとも私は誤りだらけで今日に至っている気がします。絶対誤らないスーパーマン(ウーマン)なんて想像もつきません。


おそらく、誤らない市場も誤らない人間もあり得ないんじゃないかなぁ。
謝らない人間は多いですけれど。