我が道を行くこと(その1)

好むと好まざるとにかかわらず、行動や交渉を伴う場面で難しい(あるいは楽しくない)判断を余儀なくされる(これからどんな行動や駆け引きをしたらよいか決めなければならない)ことが、誰にもあると思います。
そんなときはまず、自分にコントロールできる部分と、できない部分との区分けをすることが大切みたいです。
既に起きてしまったこと、または環境や他人の動き次第という要素は、自分にはどうしようもないので、現実を前提としたり、運を天に任せるより他ありません。


人間の弱さのなせるところでしょうが、頭ではわかっていても、目の前の現実をありのまま受け入れたり、将来を楽観視することは必ずしも簡単ではない。
でも、動かし難いものを無理にどうこうしようと思案しても、多くは時間と労力の無駄になるだけです。
それよりはむしろ、たとえわずかであっても自分の決断次第で可能性が開けそうな部分で最善を尽くす方が賢明でしょう。
たとえば、損を最小限に抑えるという課題に直面した際は、見通しを立てる中で相対的に被害が少ない選択肢を追求することになります。
相手があって先方との利害が絡む場合は、相手にもよりますが、双方いずれにとっても望ましい(Win-Winの関係というそうです。)方法があればそれに越したことはありません。


ここまでは、巷のビジネス書等で説かれている発想だと思いますが、もう一つマーが大切としたいのは、時には「なるようになれと覚悟を決め(気になることはあえて考えないことにして)、我が道を行く」やり方です。