「秘密のケンミンSHOW」をめぐって(その1)

読売テレビのケンミンSHOW。この番組のファンである友人の何人かから、大阪出身のマーは「大阪人は○○なんですよね」と言われることがあります(大阪コーナーまであるそうですね)。
たとえば、番組で取り上げられた(私は見ていないので伝え聞いた)例を一部あげてみると、
「大阪人は食べ物には何でもポン酢をかける。寿司でもラーメンでも」
「大阪人に向かって『バーン』と言うと老若男女を問わず、撃たれたふりをする」
「大阪人はお好み焼き一枚を丸ごと食べるので、一切れでも勝手に横取りすると怒る」   など。
私についてみると全て当てはまりません(ポン酢好きはそうだけれど)。「そんな人もいるかなあ」という感じ。
お好み焼きの例では、断りなく自分が食べている物を横取りされたら誰だって腹が立つでしょうから大阪人に限った話ではありません。
番組は、いかにも「大阪人なら誰でも〜」と取り上げるみたいで、視聴者には、意外性や驚きがあって面白く映るのでしょう。同じことを(正確に)「大阪にはこんな人もいます」と報じたら、多分つまらない。視聴率にも影響するでしょう。
仮に「あの放映は事実と異なる」とTV局に抗議したら、「ちょっとしたシャレでんがな」と軽くかわされるのではないでしょうか。